こんにちは、まりとです!
暑い夏は飲み物もアイスもいつもより多くとりたくなる季節ですね!
そんな暑さを乗り越えるときに役に立つのが真空断熱タンブラーです。
タンブラーは落として割れたりして壊れない限りずっと使えるんでしょ?と思う方もいるかと覆います。
しかし、実は真空断熱タンブラーって寿命があるらしいんですよね。
ということで今回はこの真空断熱タンブラーの寿命がどのくらいなのか?について話していきます。
また、寿命があるとなればどうしても長く使いたいと思いますよね。
そのため、洗い方や使いかたなんかも含めて寿命を少しでも長くするためにはどうすればよいかについても話していこうと思います。
ズバリ!真空断熱タンブラーの寿命はどのくらいなのか?
そもそも真空断熱タンブラー、というかタンブラーの寿命はいくらなのかについてですが、これについては使用頻度や使い方、品質によって変わってくるので、一概に1か月とか1年と断言するのは難しいです。
真空断熱タンブラーが結露し始めた。
1年の寿命でした。安物だったので仕方ないか(´・ω・`)— masashi (@marcy2434) September 16, 2014
サーモスの真空断熱タンブラー、ついに寿命。7年使ったから思い残すことは無い。 pic.twitter.com/yLDNFkZdXY
— うお (@uo) February 28, 2018
1年使えた、という人もいれば7年と長い間使っても問題なかった人もいます。
1年と7年といえば結構寿命のレンジに幅がありますね…。
2つ目のTwitterの投稿を見てみると、やっぱり天下のTHERMOSは作りがいいのかも…と思えます。
そもそも真空って?
そもそも真空とは何ぞや?という話ですよね。
なんとなく、空気が薄いのが真空、というイメージを僕は持っています。
また、中学や高校の物理の時間に真空について学んだこともあり、なんとなくは承知しているのですが、今回改めてWikipediaから真空について調べてみました。
真空(しんくう、英: vacuum)は、通常の大気圧より低い圧力の気体で満たされた空間の状態[1]。
また物理学の理論における概念として、古典論における絶対真空、量子論における真空状態を指す場合にも用いられることがある。
一般にはこの古典論における絶対真空をイメージされることが多いが、「なにも無い状態」は実現不可能である。ある容器内の中身を可能な限り排出してもゼロにすることはできず、極めて希薄な物質が残る。宇宙空間が真空とされることが多いが、そこでも希薄な物質が必ず存在している。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%A9%BA
これを見ると、真空って空気が薄ければ真空であるわけではないことがわかりました。
空気の量というより、大気圧より低い圧力で、気体や物質がある空間を呼ぶそうですね。
タンブラーをはじめ、真空ナントカと呼ばれる商品は本体の側面が2重構造になっています。
側面の内部に隙間ができているんですね。
通常、グラスやペットボトルは外側が温まることで内側も温まり、中身の飲み物を温めるので、ふたをしても中身がやがて温まってしまいます。
しかし真空OOは本体内部に真空を作ることで、外側が温まっても内側にその温度が伝わらない、伝わりにくいので、温度を一定に保つことができる、というわけですね。
表面が結露するようになった時がタンブラーの寿命?
寿命といえる原因の一つに結露がありますよね。
結論から言うと、結露した真空断熱タンブラーは寿命、買い替えの時期と言えます。
結露は以下のようにWikipediaに示されています。
結露(けつろ)とは、固体状態における物質の表面、または内部で、空気中の水蒸気が凝縮する現象のことである。 例:温度20℃・湿度50%の室内における露点温度は、9.6℃であり、壁や窓などの表面が、9.6℃以下の場所で結露が発生する。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%90%E9%9C%B2#:~:text=%E7%B5%90%E9%9C%B2%EF%BC%88%E3%81%91%E3%81%A4%E3%82%8D%EF%BC%89%E3%81%A8%E3%81%AF,%E3%81%A7%E7%B5%90%E9%9C%B2%E3%81%8C%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%82
つまり、タンブラーで結露が起こる場合は、
タンブラーの側面の冷たさが空気を冷やし、気体(空気)から液体(水)に凝縮するために起こる、といえます。
このことから、タンブラーの結露は本体外側が冷えないと起こらないということになります。
側面が冷えるということは本体の内側外側の温度が伝わりやすい状態になっているので、
結果保温・保冷性能が低下しているということになります。
結露の度合いがひどいとグラスに入れた時よりも飲み物の温度が変わりやすくなる場合もあるでしょうから、結露してきたら早めに買い替えるのがいいですね。
真空断熱タンブラーの寿命を延ばす方法とは?
次に真空断熱タンブラーの寿命を延ばす方法です。
真空といっても、中身は絶対真空ではないことは先ほどのWikipediaの引用で分かったと思います。
そのため、決して劣化しないものはないので、如何に長く使える工夫をするかが大事ですね。
寿命を延ばすための洗い方とは?
THERMOSの真空断熱タンブラー(JDH-C)の説明書を見てみると、以下のように洗うことで寿命を延ばせるようです。
- 漂白剤は塩素系ではなく酸素系を使う
- シンナー・ベンジン・金属タワシ・みがき粉・クレンザーのような本体内部が傷つくようなものではなく、中性洗剤などで柔らかいスポンジで洗う
- 洗浄機・乾燥機で洗わず、手洗い
- 水分が残ったままにせず、使い終わったら乾燥させる
これらの多くが本体内部の表面を劣化させないようにする配慮となっています。
つまり、本体内部を傷つけたり、さび付かせないようにすれば寿命を延ばせる、ということですね。
寿命を延ばすための使い方について!
寿命を延ばすための方法についても説明書に乗っていることを参考にいくつか述べます。
- 本体底部の保護シートをはがさない
- 電子レンジを使わない
- 落とさない
- 使い終わったらすぐ洗って乾かす
- 飲み物を長時間入れたままにしない
夏場は飲み物を入れて持ち運ぶこともあると思うので、その場合は歩いているときに落としたりしてしまわないよう注意したいですね。
また、飲み物が余っているからといって中身を入れたまま放置してしまうと、飲み物も液体ですからもちろん本体内部の錆を進行、劣化させる原因になります。
飲み物はできれば1日で飲みきり、使ったらすぐ洗うことを心掛けるべきですね。
まとめ
今回の話をまとめると、
- 真空断熱タンブラーには寿命があった!
- 結露したら保温性能が低下している恐れあり!
- タンブラーを長く使うためには本体内部の表面を傷つけたりさび付かせない配慮が必要!
そもそもタンブラーを結露しているのにずっと使っていた!なんて人もいるのではないでしょうか?
はい、僕です。
僕の場合って注いだらすぐ飲み切っちゃうのでどの容器に入れても問題ないんですよねー。
そんな僕みたいに飲み物を注いですぐ一気に飲む人ならそこまで心配はないでしょうが、数回に分けて少しずつ飲む人に関しては保温性能が低下していますから、容器を変えたほうがいいですね。
また、使わない時期は落としたりしない、いつもは使わないものが入っている棚などに入れて大事に保管したほうがいいですね。
コメント