こんにちは、まりとです!
Papers, Pleaseという、自身がアルストツカという国の入国審査官となって入国審査をするゲームが人気ですよね。
僕も遊んでみましたが、プレイしたり動画を見てみると登場人物の人間模様が面白くて説明しにくい面白さがありました!
そんなPapers, Pleaseですが、このゲームにいくつか登場する国がある中、自国となる国、アルストツカがありますが、ゲームの中の国とはいえ、いったいどんな国なのか気になりますよね。
実際にモデルとなった国はあるのか、もしあるとしたら一度行ってみたい国です!
ということで、今回はPapers, Pleaseの国の一つ、アルストツカのモデルとなった国はどこなのかについて話していきます。
また、国旗についてもモチーフとなった国旗はあるのか、映画化についても話していきます!
アルストツカのモデルとなった国はどこ?
Wikipediaを見てみると、今作についての説明に以下のように示されています。
Papers, Please』 (ペーパーズプリーズ[3]) は、日本在住のアメリカ人[2]であるルーカス・ポープ (Lucas Pope)[4][5][6] によるMicrosoft Windows, OS X, Linux,iOS 用インディーゲームで、プレイヤーが1980年代の架空の共産主義国家における入国審査官に扮して主に入国希望者の書類審査を行うアドベンチャーゲーム。表題はゲーム内で主人公が入国希望者に対して最初に書類提出を促す際の台詞である。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/Papers,_Please#cite_note-playism-3
この記述を見ると、アルストツカの国は架空の国であるので、少なくとも実在はしない国であることがわかります。
アルストツカという冷戦時代のソ連がモデルな社会主義国家の入国審査官になってひたすらパスポートにスタンプ押すだけの地味なゲームなんだけど、情勢によって必要書類も制度も変わってなかなか難しい。エンディングは20種類あって、革命手伝ったり国家の犬になったり亡命したり。
— アムステルダム (@amusterdam) March 25, 2015
しかしモデルとなった国はあるのかについて調べてみましたが、これ!という確かなモデルの国は見当たりませんでした。
しかし、作者であるLucas Popeさんがアメリカ出身で(今は日本にいるようですが)あることから、アメリカの共産主義的側面がアルストツカに影響されているのかもしれないですね。
ちなみに共産主義というのはWikipediaで以下のように示されています。
共産主義(きょうさんしゅぎ、英: Communism、独: Kommunismus、露: Коммунизм、コミュニズム)とは、政治や経済分野での思想や理論・社会運動・政治体制のひとつで、財産の一部または全部を共同所有することで平等な社会をめざす[1][2][3][4][5]。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E7%94%A3%E4%B8%BB%E7%BE%A9#:~:text=%E5%85%B1%E7%94%A3%E4%B8%BB%E7%BE%A9%EF%BC%88%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%97%E3%82%85,%E5%B9%B3%E7%AD%89%E3%81%AA%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%92%E3%82%81%E3%81%96%E3%81%99%E3%80%82
とにかく平等な社会を目指している国である、という意味ですね。
実際にゲームをしていると必要な書類を持っていないけど、家族に会いたい!とか、
国に追われていて始末される!
というようなプレイヤーの人情に訴えかけてきて違法にアルストツカに入国しようとしてくる人がいます。
しかし、それは共産主義であるアルストツカとしては、そもそも入国者全員に平等になるべき入国審査官にとってはそのような人情に応じてはいけない、だけどその人のために違法であっても入国させたい、ぐぬぬぬ…
という葛藤が味わえるゲームになっています。
そういう本来平等に入国者を扱わないといけない、というルールのゲームにとっては共産主義の国であるアルストツカは、ゲーム設定上ではすごい存在感がある国になってます。
僕も一度でもいいからアルストツカに行ってみたいですね。
USJにできたりしないですかね、アルストツカランドって。
ぜひマリオの次はアルストツカをお願いしたいところです。
アルストツカの国旗のモデルと映画化について
次にアルストツカの国旗のモデルと映画化について話していきます。
アルストツカの国旗はモデルの国旗があるのかについて
あるストツカの国旗は鳥が中央にいて、黒っぽいカラーリングという、かっこいいデザインですよね。
アルストツカの国旗と、ジョージオーウェル「1984年」の映画に登場するユーラシアのオセアニアのイデオロギー、Ingsocの旗。どうみても影響を受けてますね。 pic.twitter.com/heZ1lj8Ncx
— 銃百科 (@militarysyoshin) January 4, 2020
アルストツカの国旗のデザインがかっこいいので、Tシャツ出たら買います。
— しゃお@雪国のラマ (@SyaoHermit) May 30, 2017
しかし、その黒を基調としたデザインからはどこか怪しい雰囲気も醸し出されています。
そんなアルストツカの国旗のモデルはどこの国の国旗なのか、これについても制作者であるLucas Popeさんのインタビュー記事などから見つからなかったです。
Lucasさんが単に国旗をデザインするときに鳥を連想したからなのでしょうか?
ちなみに鳥が描かれている国旗というのはオーストリアやエクアドル、アメリカに関する国では、アメリカ領のサモアという国の国旗にアメリカの国鳥であるハクトウワシが大きく描かれています。
なんか国旗に鳥の絵があるとかっこよく見えるのは僕だけでしょうか?
日本にも日の丸に加えて、鳥が一羽ほしいなーみたいに思ったり思わなかったり…。
アルストツカは映画化されていた!?
アルストツカ、というかPapers, Pleaseは実写映画版が製作されています!
別にコラとか、似たような名前の映画で内容が全然違うとかじゃなく、同じ世界観を基調とした入国審査官が主役の実写映画が作られてるんです!
今回はYouTubeで投稿されていますが、Papers, Pleaseを購入できるSteamでも見ることができます。
有名なゲームとはいえ、インディーズゲームオリジナルの映画にここまで作りこむのはそれだけPapers, Pleaseという作品がユーザの印象に強く残ったということだとわかりますね。
アルストツカの国旗の鳥もちゃんとハンコにデザインされていますし、ところどころにアルストツカグッズが出てきます。
実際にアルストツカは世界観でしかなく、情報量が少ない国なはずなのにこれだけリアルにアルストツカを作るのは生半可な気持ちじゃできないですね。
時間は10分という短い内容になっていますが、これを見れば、たとえPapers, Pleaseをやったことがない人でもゲームの内容がどんなものかなんとなくわかるはず。
でもこれがもし映画の90分とか120分とかの映像になったらいったいどんな映画になるのか…。
このゲーム2時間だけでもすごい頭を使うので、ある意味10分のほうが簡潔でいいと思います。
長い内容になると逆に退屈になるかも…。
まとめ
今回の話をまとめると、
- 制作者のLucas Popeさんの出身からして、アルストツカはアメリカがモチーフになったと思われる
- 国旗のモデルは何となく鳥を連想したから?
- 映画は10分のショート版でYouTubeやSteamなどで公開されている。
アルストツカという国は資本主義である日本としては毛色が違うので、日本人からしたら新しい価値観として印象に残りやすいかもしれないですね。
皆さんも気になったら実況動画を見たり、実際にゲームをプレイしてアルストツカがどんな国なのか実感してみてください!
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