こんにちは、まりとです!
スマブラやマリオ3Dコレクション、そしてNintendo Switch Onlineの昔のゲームなどで使えるGG(ゲームキューブ)コントローラーが今でも現役で使えます。
そんなgcコンですが、これを使うためには専用の接続タップが必要です。
で、その接続タップってなんでUSB端子が2つ付いているのでしょうか?
普通コントローラーのUSB端子って1つしかないのにgcコンだけなぜ違うのか?
今回はそこについて説明していきます。
gcコンの接続タップはUSB端子が2つの理由について
この2つの理由はgcコンの場合、USB端子が1つだけだと電力供給が足りなくなるという理由があるようです。
言い換えると、gcコンはUSB1つだけでは足りないもっと多くの電力が必要なので、USBが2つ必要ということです。
以下がUSBの規格ごとの特徴です。
ちなみに、USB1.1や2.0規格では電流500mA、電圧5V、電力2.5Wの供給が行え、USB3.0規格になると、電流900mA、電圧5V、電力4.5Wまで供給できます。さらに高速充電を実現する仕様である「USB Battery Charging規格(USB BC)」に対応している場合は、電流1.5A、電圧5V、電力7.5Wまでの電力供給が可能です。
引用元:https://www.pro.logitec.co.jp/houjin/usernavigation/hddssd/20191227/
ちなみにNintendo SwitchのドッグにあるUSB端子については、
- USB端子(側面×2、背面×1)[USB2.0対応]
- 本体接続端子
- ACアダプター接続端子
- HDMI端子
引用元:https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/modal/specs/dock.html?width=960
2つの情報からSwitchはUSBの規格が2.0なので、電流500mAhの供給が行えるということがわかります。
なので、これを超える電流量の場合は2つ以上使わないといけないということです。
そう考えると、gcコンって結構電力使うんですね…。
ボタンを押したときの信号を送るだけならgcコンでもそんなに電力は使わないでしょう。(テレビのリモコンを想像すれば電力の小ささに気づくはず)
でもgcコンにはそれだけではなく、あのダイナミックで特徴的な振動があります。
今ではあまり見かけないくらいブルブル震えるあの振動の大きさを考えると、やっぱりUSB端子は2つ必要なのかもしれません。
でもSwitchのProコンだとUSBは1つでも足りるということはProコンはgcコンよりも消費電力が少ないということになります。
Proコンはジャイロセンサー、NFC、HD振動とgcコンにはない要素がたくさんあります。
それでもなおProコンの方がgcコンより消費電力量が低い。
そう考えるとコントローラーがどれだけ進化してきたのかがわかりますよね。
gcコンの接続タップは純正でも非純正でもUSB端子は2つ?
純正のgcコンの接続タップは2つ。
なら、非純正ならUSB端子が1つのもあるんじゃ?と考えたりするはず。
でも実際に調べてみると、非純正の接続タップでも僕の見た限り全てUSB端子は2つありました。
やっぱりSwitchのドッグのUSB端子の規格からしてgcコンはどうしてもUSBが2つ以上ないと動かないようです。
まとめ
以上のことから、gcコンの接続タップはUSBの規格的にどうしても2つ必要であることがわかりました。
gcコンも最近出たものではないですから、そこらへんは目をつむるしかないようです…。
でもあの手にしっくりくる形状のコントローラーはなかなかないですし、どうしてもgcコンを使いたい人は使ってしまうもの。
接続タップを使うとSwitchのUSBって1つしか残ってない(有線LANをつなぐと0)ですから、もう少したくさんUSBを使いたいんだ!という方は増設するためのUSBハブを使うのがおすすめです。
USB事情は自分の用途に合わせて色々調整したいですね。
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